会議を「未来を創る場」に変えよう

「時間ばかり過ぎて、何も決まらない。」
「本来の目的から脱線して終わる。」
「進行役がいるのに、誰も会議をコントロールしていない。」
「参加者は黙ったまま。発言するのはいつも同じ人。」
このような会議を、私は数え切れないほど見てきました。
これまで様々な企業で働き、経営者としても、そして会議のファシリテーターとしても多くの会議を運営してきました。
その経験から言えることがあります。
会議が機能していない会社は、本当に多い。
しかし、その原因は参加者ではありません。
会議の設計にあります。
会議には、必ず決めるべき基本があります。
- 会議の目的は何か。
- 今日の着地点(ゴール)は何か。
- 制限時間は何分か。
- その時間内に何を決めるのか。
この4つを明確にして初めて、会議は前に進みます。
そして、もう一つ私が徹底してきたルールがあります。
時間になったら終わる。
「あと10分だけ…」
「もう少し話しましょう…」
この延長が当たり前になると、時間管理の意識はなくなります。
だからこそ、限られた時間の中で結論を出すことを意識する。
これが会議運営の鉄則です。
以前、私はある会社で、組織のトップにこう問いかけたことがあります。
「この会議は、何のためにやっているのですか?」
報告を順番に聞くだけ。
質問もない。
フィードバックもない。
議論もない。
それでは、会議ではありません。
報告だけなら、日報やチャットで十分です。
人が集まる価値は、その先にあります。
一人の報告に対して、
「その原因は何だと思う?」
「他に方法はないだろうか?」
「皆さんはどう考えますか?」
そんなフィードバックや議論が生まれることで、会議は価値を持ちます。
組織の未来を考える会議であれば、なおさらです。
意見がぶつかることを恐れてはいけません。
建設的なコンフリクト(意見の違い)は、より良い意思決定につながります。
参加者全員が当事者意識を持ち、
考え、
発言し、
議論し、
決める。
そんな会議こそが、組織を成長させます。
会議の質は、組織の質です。
報告するだけの会議から、
未来を語り、
未来を決め、
未来を創る会議へ。
会議が変われば、組織は変わる。
私は、そう確信しています。










