営業思考の欠如がもたらす「負の連鎖」1

第1回‣その沈黙は、組織からのメッセージかもしれない。

先日、あるプロジェクトについて各責任者へ協力をお願いするメールを送りました。

内容は決して難しいものではありません。

「確認しました。」
「対応します。」
「〇日までに実施します。」

その一言が返ってくると思っていました。

しかし、返ってきた返信はゼロ。

「忙しかったのだろう。」
「後で返信しようと思っているのかもしれない。」

そう考えることもできます。

しかし私は、この出来事を単なるメール対応の問題ではなく、組織文化を映し出す一つのサインだと感じました。

返信がないという現象の裏側には、

・相手視点で考える習慣がない
・誰かが対応するだろうという他人事意識
・自ら動く主体性の不足
・他の人の様子を見る横並び文化
・部門だけを優先する縦割り意識

こうした組織の課題が隠れていることがあります。

そして、その根底にあるのが私は**「営業思考の欠如」**ではないかと考えています。

営業思考とは、営業職だけに必要なスキルではありません。

相手の期待を考え、自ら行動し、信頼を積み重ねる姿勢。

管理職にも、リーダーにも、すべての社員に必要な考え方です。

返信がないこと自体が問題なのではありません。

その行動を「当たり前」と感じてしまう組織文化こそが、本当の課題なのです。

次回は、「営業思考の欠如」がどのように組織全体へ負の連鎖を生み出していくのかについてお伝えします。

この記事は役に立ちましたか?
もし参考になりましたら、下記のボタンで教えてください。

関連記事