できる営業マンとできない営業マンの差

できる営業マンと、できない営業マン。
その差の一つは、**「仮説を持っているかどうか」**です。
できる営業マンは、動く前にすべての情報を集めようとはしません。
「この市場なら、この提案が刺さるのではないか」
「この会社なら、この課題があるのではないか」
「まずここにアプローチしてみよう」
自分なりの仮説を持ち、まず動きます。
そして、動いた結果から情報を得て、仮説を修正する。
一方、仮説がないと、
情報を集める。
リスクを確認する。
競合を調べる。
相手企業を分析する。
契約内容を細かく確認する。
気がつけば、動く前の準備に多くの時間を使ってしまいます。
もちろん、情報収集やリスク確認は必要です。
しかし、すべてを理解してから動こうとすると、いつまで経っても動けません。
特に、新しい事業を立ち上げるときはそうです。
市場も変わる。
競合も変わる。
顧客のニーズも変わる。
だからこそ、重要なのは**「最速で正解を出すこと」ではなく、「最速で市場から答えをもらうこと」**です。
仮説を持って動く。
失敗したら修正する。
反応がなければ変える。
うまくいけば、さらに進める。
この繰り返しが、営業のスピードを高めます。
そして、ここにはもう一つ大きな差があります。
それが**レジリエンス(回復力)**です。
仮説を持って動く営業マンは、失敗を「自分の否定」と捉えません。
「この仮説は違った」
ただ、それだけです。
だから、次の仮説を立てて、また動ける。
市場変化と競争変化が激しい時代に、最も重要なのは、完璧な分析ではありません。
「考える⇒動く⇒結果を見る⇒修正する」
このサイクルを、誰よりも速く回すこと。
営業も、新規事業も、同じです。
最速で動く人は、最速で市場を知る。
そして、市場を最速で知る人が、次の一手を最速で打てる。
だから私は、営業において、
「情報を集めてから動く」のではなく
「仮説を持って動き、動きながら情報を集める」
ことが重要だと考えています。
スピードは、営業力であり、経営力でもある。










